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​家に居るのが辛くなる

このタイトルは負けているようで嫌であるが、こう書くしかないです。

 

あれらの件があってからというもの、もう『近所』という狭い世界から精神的に抜け出したという気持ちになっていました。

だからと言って、引越しをする等の具体的な策に出るのでなく、この場で自由に生きたいと思ったものです。

『近所』というよくわからない世界観に縛られず、この場でもっと視野を広くして、気持ちだけでも近所という狭い空間から抜け出したい、

広く世界を見渡していたい、

気持ちを鬱屈とさせるここに留まらせたくないっていう感じで。

しかしながら、実際この場に踏み留まっていると、『近所だから何をやっても許されるかのように謝罪も無し』、『何事もなかったようにやり過ごせればそれでいい』みたいな顔で今もいる当事者達は調子に日に日に調子に乗っていく日々。

端で大声と笑い声を立てながら立ち話で話し込んでいる現実がすぐそこにあり続けます。

何事もなかったように騒ぎまくるあの3人の声が聞こえるこの家で、“近所の人とで起こった出来事だから…”と自分一人だけ冷静を保もうとし、それに集中することで日々をやり過ごうとしていたような気がします。

ごく一部の近所の人にこの件について自分の言葉で伝えることが出来て“それだけでも良し”としようと自分を納得させようとするものの、やはりただ一人だけ我慢している自分には変りなかったのでした。

時々“誰のせいでこんな辛い思いしているのか”と思うと、大人しくしているのが馬鹿らしくなってもきて、

しかしそれに対して何もできることはないのがまた現実です
そんな我慢とそれからくる反動が繰り返されるうちに、もう自分の中では抱えきれなくなっており、気持ち的に限界に近づいていっていました。

その限界を避けるため、気持ちと記憶を開放することにしたその解決法がこの『サイトの作成』でした。


“記す”ことで、自分の一人の記憶の中でただ埋もれていくのも阻止できます。

ただ、『思い出しては感情を書き記す行為』はかなりの怒りの感情が必ず湧き上がってきて苦痛であり、そしてホームページと言う形で色々な感想を持つ人々がいるだろうことを想定して、そんな人目を意識して書くことはかなり至難の業でもありました。

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